薬剤師のための転職ガイド【10分で分かるおすすめ転職テクニック】

薬剤師さんの転職。

まずは、薬剤師のみなさんが転職をしようと思ったキッカケについてアンケートを取りましたので、その結果について紹介致します。

転職のきっかけ

・やりがいを感じなかった

・仕事と家庭の両立が出来ない

・残業が多いので体がしんどい

・異動で通勤が大変になったため

・地元に帰りたい

・年収が低い、もう少し給与を上げたい

・人間関係に疲れた

・結婚することになっので

以上のような理由が見られました。なかには「家の近くで働きたい」といった薬剤師さんらしい転職理由なども見られました。

それでは続いて本編では、より詳しく薬剤師さんの転職の実態と、転職を成功させるために知っておきたい情報を紹介して行きます。

目次

<はじめに>薬剤師の転職について

厚生労働省の調査によりますと、薬剤師の届出数は約30万人強となっていて、男女の比率で言うと約4割が男性、約6割が女性となっております。

薬剤師のみなさん約30万人のうち、約6割の方々が薬局で働いており、約2割の方々が病院等でお働きのようです。その他はドラッグストアや企業にお勤めのようです。

イメージ通りではありますが、やはり薬剤師は女性が圧倒的に多いのですね。

女性が多いという事は、そのライフステージによって、仕事を辞めなければならないようなケースもあります。たとえば出産やだんなさんの転勤なども関係する事があるでしょう。

あるデータによりますと、薬剤師さんは初年度で約1割、そして数年以内で20~30%程度が転職すると言われています。そして、一般の会社勤めのビジネスパーソンより、転職回数が多い傾向にあるようです。

転職回数が多いとどうなる?

よく「薬剤師さんは転職回数が多くても、転職はいつでも出来る!」という事を聞きます。

これは本当なのでしょうか。

実際に転職エージェントに話しを聞いてみると、やはり同年代なら転職回数が少ない方が印象が良い といった声が聞こえてきました。

たとえば20代で何回か転職を繰り返すと、その都度理由が明確なら問題無さそうなのですが、給与や待遇などの条件面だけで転職を繰り返してしまうとマイナスの印象になるようです。

このような傾向は一般のビジネスパーソンと同じようですね。やはり転職回数は多いよりも少ない方が印象は良いようです。

転職回数が多いと転職出来ない!?

転職回数が多いと、面接の時などあまり印象が良く無いとは言いましたが、本当の実態はどうなのでしょう?

全国の薬局経営者に「人材募集ニーズ」についてヒアリングをしたところ、実に

約7割が人材確保に苦戦

しているといったオドロキの結果となりました。

年齢が高い、または転職回数などが多い方

この結果を見るだけでも、やはり薬剤師へのニーズは根強いようです。

薬剤師さんは全国でも約30万人、そしてエリアによっては薬剤師さんが不足しているエリアも多いようです。そのような地域ですと、やはり転職回数が多くても採用に至るケースもあるようです。

薬剤師の不足感が多いと思えるエリアとしては、とくに薬学部の無い県で顕著のようです。

年代別で見る転職理由

転職理由のランキングを見てみると、当然ですが年代によって転職理由が変わってきます。

女性が多い職種のせいか、やはりライフステージの変化が影響しているのがアンケート結果から分かります。

今回のアンケートでは、年代別に次のような項目から転職理由を回答頂きました。「年収」「雇用形態」「休日」「勤務地」「人間関係」「家庭の事情」「社風」「スキルアップ」「その他」に分類して質問をしています。

それでは、年代別でどのような結果になったかを見て行きましょう。

20代の転職理由とは

20代の転職理由の上位3位となります。

1位 「年収」

2位 「休日」

3位 「人間関係」

30代の転職理由とは

30代の転職理由の上位3位となります。

1位 「年収」

2位 「休日」

3位 「雇用形態」

30代で3位にランクインしてきたのが「雇用形態」。ご結婚やご出産をしたことによって、今まで正社員として働いていたのですが、残業無しのパートを希望するようなケースも出てくるようです。

40代の転職理由とは

40代の転職理由の上位3位となります。

1位 「雇用形態」

2位 「年収」

3位 「家庭の事情」

40代~になるといきなりランキングが変わってきます。1位が「雇用形態」となりますが、これは子育てなどがひと段落した方々があらためて正社員として働きたいといったニーズが増える傾向と思えます。

50代~の転職理由とは

50代~の転職理由の上位3位となります。

1位 「雇用形態」

2位 「家庭の事情」

3位 「休日」

このように年代別でアンケート結果を見てみると、20代~30代では「給与」が1位となっておりますが、40代以降では「給与」に関する関心度が低くなってくるようです。

かわりに40代以上では「雇用形態」が1位という結果になりました。子育てなどがひと段落して、これからもっと働きたいといった方の意見が反映されているものと思われます。

また40代以上でランクインしてきている「家庭の事情」には身内の介護なども理由として上げられていました。

業態別に見る転職理由

薬剤師のみなさんの働く業態は大きく分けると「病院」「調剤薬局」「ドラッグストア」「企業」に大別されます。

それぞれの業態で働き方や年収、就業形態なども大きく違って来ますので、それぞれ転職に対する考え方も変わってきます。

ここでは、大別される「病院」「調剤薬局」「ドラッグストア」「企業」にて、各々の仕事の魅力とともに、それでも転職をしたくなる理由について紹介します。

病院で働く薬剤師の場合

病院で働く薬剤師さんは、医療現場の最前線で働いていると自負している方が多い傾向にあります。

中でも病床数が多い・多科目・急性期の病院で勤めていた方は特にその傾向があるようです。

病院で働く魅力とは

・ドクターと話せる

・患者と話せる

・強い薬を扱える

・新しい薬剤を早く知れる

・専門的な知識向上

・調剤・製剤ができる

それでも転職したくなる主な理由

・年収を上げたい

・休みが少ない

・人間関係

⇒調剤薬局への転職を希望する人とは

病院から調剤薬局へ転職をする場合の転職理由・転職市況とは以下の通りです。

1) 年収アップを目的として調剤薬局への転職を希望

2) 外来の調剤を経験したい。年齢を重ねると外来調剤の経験がないと転職の選択肢が狭くなるため

3) もっと休暇が多い環境に移りたい、夜勤が嫌などの理由で調剤薬局を希望

⇒ドラッグストアへの転職を希望する人とは

病院からドラッグストアへ転職をする場合の転職理由・転職市況とは以下の通りです。

1) 給与が魅力

2) 駅チカの店舗が多い

上記のような理由を言う一方、薬剤師としての本音としては、微妙に感じている人も多い様子。ドラッグストアは食料品など医薬品以外のものも扱っているため、医療現場ではないと捉えている人も多く、あまり行きたがらないようです。

⇒企業への転職を希望する人とは

病院から企業へ転職をする場合の転職理由・転職市況とは以下の通りです。

・土日休みやデスクワークへの憧れ

調剤薬局で働く薬剤師の場合

患者への服薬指導にやりがいを感じている方が多いです。

一方店舗は3~5名程度で運営されているため、同じ人とばかり仕事をしていることに閉塞感を感じてしまうこともある。

調剤薬局で働く薬剤師の傾向とは

1) 転職をする場合は、調剤薬局から別の調剤薬局に転職するケースが多い

2) 調剤薬局で働いている方は、圧倒的に女性が多い

3) 仕事に関する不満としては、年収よりも他の何かしらの不満が多い

調剤薬局で働く魅力とは

1) 自宅からほど近い近所で探すことが出来る

2) 調剤ができる

3) 投薬できる

それでも転職したくなる主な理由

・勤務時間が長い、残業が多い、休みが取れない

・引越しで通勤時間が長くなった

・年収を上げたい

・担当科目が少なくてスキルアップできない

⇒病院への転職を希望する人とは

調剤薬局から病院へ転職をする場合の転職理由・転職市況とは以下の通りです。

1) 規模の大きい病院で勤務したいとあこがれを持つ方も多い

2) 年収やお休みよりも病院でしかできない業務を重視する方

⇒ドラッグストアへの転職を希望する人とは

調剤薬局からドラッグストアへ転職をする場合の転職理由・転職市況とは以下の通りです。

1) 年収を上げたい

2) OTC販売であれば年齢が高くても転職できたため

⇒企業への転職を希望する人とは

調剤薬局から企業へ転職をする場合の転職理由・転職市況とは以下の通りです。

1) オフィスでの仕事への憧れ

2) 薬事や化粧品などの専門職に対して希望

ドラッグストアで働く薬剤師の場合

営業時間が長く、勤務時間や休みの取り方に不満を感じて転職を考える方、または、調剤も経験できると思い入社したが、OTC専門の店舗から異動できる可能性を感じられなくなり転職を考える方が多い。

ドラッグストアで働く魅力とは

1) 給与が高い

2) 調剤が出来る(調剤併設の場合)

3) 駅チカ

それでも転職したくなる主な理由

・薬以外の販売はもうしたくない

・営業時間が長い、休みが少ない

・OTCだけでなく調剤を経験したい

・とても医療現場とは思えない

⇒病院への転職を希望する人とは

ドラッグストアから病院へ転職をする場合の転職理由・転職市況とは以下の通りです。

薬以外の販売はもうしたくないと言う事でドラッグストアから病院を希望する方もいますが、現実的にはOTC販売のみで調剤経験がない方の場合は転職が厳しいケースが多いようです。

それでもまだ20代であれば可能性はあるようですが、規模や科目にこだわると一層厳しくなるようです。

⇒調剤薬局への転職を希望する人とは

ドラッグストアから調剤薬局へ転職をする場合の転職理由・転職市況とは以下の通りです。

1) OTC販売だけではなく、調剤での経験を積みたい

2) 営業時間が調剤薬局のほうが短いため

⇒企業への転職を希望する人とは

ドラッグストアから企業へ転職をする場合の転職理由・転職市況とは以下の通りです。

1) オフィスワークへの憧れ

一方、内勤系の専門職(学術・薬事)を希望する場合、医療用医薬品の知識が弱いため転職のハードルは高いと言われています。 また、外勤系の職種(MR・CRA)についても、臨床経験や患者対応経験がないことから病院・調剤薬局経験者より求人企業からの評価は低い傾向にあります。

ドラッグストアの歴史について

 ドラッグストアの歴史は、1900年頃にアメリカの薬局が夜間の営業時間の延長と共に、さらに買い物の利便性良くするために薬以外にもたくさんの商品を取り扱い始めたことが始まりと言われています。

 そしてその発祥の元となったのがシカゴの「ウォルグリーン・1号店」と言われています。品揃えが豊富なのはもちろんのこと、さらにイートイン・スペースなども併設していたので、いつもお客さんで賑わっていたようです。

 

 ハワイに旅行する日本人も多いですが、ハワイのウォルグリーンをご覧になったことがりますでしょうか?イートインコーナーが充実して、日用品・化粧品、そして食材なども豊富で、ショッピングがたのしくなるようなドラッグストアとは思えない空間です。今では巨大スーパーの感じもある大繁盛店となっています。

企業で働く薬剤師の場合

新卒で働き始めた人がほとんど。

一方、ある程度経験を重ねて薬剤師免許を活かして自宅近くの薬局で働こうと思っている方が多い傾向にあるようです。

また、企業で働く人は男性の比率が高いようです。

企業で働く魅力とは

1) オフィスワーク

2) 土日が休み

それでも転職したくなる主な理由

・服薬指導の経験がない

・調剤経験がない

・このまま薬剤師業務をしないのは不安

⇒病院への転職を希望する人とは

企業から病院へ転職をする場合の転職理由・転職市況とは以下の通りです。

1) 病院への転職では年収ダウンするため、最終的には病院を選ばずに調剤薬局へ転職をすることも多い。

2) 調剤経験のない方が多いため、書類通過も出来ず面接まで行けないケースもある。

⇒調剤薬局への転職を希望する人とは

企業から調剤薬局へ転職をする場合の転職理由・転職市況とは以下の通りです。

1) MRなどは外勤が多く出張も多く残業も多いことから、ワークライフバランスを考慮して調剤薬局へ転職を希望する人も見受けられます。

また市況感としては、40歳を過ぎると調剤未経験者の転職が難しくなるので、それまでに転職を考える人も多い傾向にあります。

⇒ドラッグストアへの転職を希望する人とは

企業からドラッグストアへ転職をする場合の転職理由・転職市況とは以下の通りです。

1) 年収ダウンの幅を少しでも減らしたい方

OTC販売のみ、調剤無しという店舗であれば、年齢を問わず受け入れ可能な企業も多く見受けられます。また働き方などが大きく変化しますので、実際に転職をしてもその後に辞めてしまうケースもあるようです。

転職Q&A、これでスッキリ!

転職活動をしようと思うと、思った以上に何から始めたら良いのか分からなかったり、ちょっとした疑問も出てくるものです。

その都度、転職についてに相談が出来る相手が入れば良いのですが、そうとも限りませんよね。

ここでは転職活動を行う薬剤師さんから聞いた、よくある質問・疑問について紹介しますので参考にしてみてください。

Q1) 転職活動って、どのくらい時間がかかるものですか?

A) おおよそ1か月半以内で転職活動は終わります。早い人ですと、1週間から2週間で転職先をきめてしまうケースもあります。

Q2) 人間関係で仕事を辞めようと思いますが、退職理由は正直に話した方が良いのでしょうか?

A) はい、退職理由が職場での人間関係ならば、それを正直に話した方が良いでしょう。実は薬剤師さんの転職理由で多いのが「人間関係」。ですので、「人間関係」が原因で転職をすることは決してめずらしい事ではありません。

Q3) 以前不採用になったのですが、もう一度応募しても良いのでしょうか?

A) はい、大丈夫です。再応募して面接の時には、以前応募したことがあるといったことは言っておいた方が良いでしょう。募集側もその都度合格・不合格のラインを変更している場合がありますので、再応募しても受からないという事はありません。

Q4) 会社を辞めさせてもらえそうにありません。どこに相談すればよいのでしょうか?

退職の意思をしっかりと伝えれば、基本的には2週間以内で辞めることが出来ます。

転職エージェントに対するアンケート調査

転職エージェントを利用する理由とは

薬剤師のみなさんが、今まで、または現在転職活動をするにあたって転職エージェントを利用した理由を聞いてみました。

みなさんのお声は以下の通りとなりました。

1位 転職活動に自信が無いから
2位 情報やノウハウを持っているから
3位 広告を見たから
4位 知人からの薦めがあったから
5位 何となく利用し始めていた

紹介会社に期待する事とは

続いて紹介会社に期待することについてアンケートをした結果は以下の通りでした。

1位 求人情報がたくさんある
2位 面倒な手続きを代行してもらえる
3位 面接対策のアドバイス
4位 応募書類の添削
5位 退職のためのアドバイス

紹介会社の利用社数

1位 1社だけ 61%
2位 2社 19%
3位 3社 10%

紹介会社への登録は1社だけの方が圧倒的に多いようです。
みなさんに本当に合ったキャリアアドバイザーと出会うため、みなさんにとって本当によい求人に出会うためにも「2社」以上の転職エージェントへの登録をおすすめします。

年収と転職の関係性について

転職理由ランキング1位は「給与が不満」!

薬剤師さんの転職理由についてランキングを見てみると以下の通りになっています。

1位 給与に不満
2位 休みに不満
3位 人間関係が悪い

1位は「給与に不満」でした。これは一般会社員の転職理由ランキングでも同じ傾向が見られます。

それでは転職の理由の1位になる給与についてですが、エリアや就業先での傾向について見て行きます。

病院のエリア別平均年収について

一都三県の平均年収 450万円
東海圏での平均年収 460万円
関西圏での平均年収 400万円

今回のアンケート結果からは、関西圏の病院勤務の薬剤師さんがエリア・就業先に関わらず、一番低い年収となりました。

調剤薬局のエリア別平均年収について

一都三県の平均年収 500万円
東海圏での平均年収 580万円
関西圏での平均年収 480万円

エリア別で見ますと、東海圏が一番高年収となっております。

ドラッグストアのエリア別平均年収について

一都三県の平均年収 530万円
東海圏での平均年収 570万円
関西圏での平均年収 550万円

ドラッグストアは就業先の平均年収が、どのエリアでも一番良い条件となりました。

またエリア別で見ますと、東海圏が一番高年収なのが分かります。

企業のエリア別平均年収について

一都三県の平均年収 450万円
東海圏での平均年収 440万円
関西圏での平均年収 450万円

企業薬剤師については職務内容によって年収が変わってくるものと思われますが、各職種の平均値で見てみると特に差異が無い傾向にありました。

薬剤師に関する総合情報

薬剤師の成り立ちとは

日本での薬剤師の歴史は、明治時代の遡るようです。かなりの歴史があるんですね。当時の医制では「医師たる者は、自ら薬をひさぐ(売る)ことを禁ず」として医薬分業を推進したそうです。そして同時に薬剤師には仮免許を与え、試験の合格で資格免状の公布を行ったそうです。

薬局の始まりとは

日本初の西洋風薬局は、1872年福原有信によって銀座に設立された資生堂と言われているそうです。

薬剤師国家試験について

薬剤師の資格とは、厚生労働省が認可する医療分野の国家資格です。薬剤師資格を得るには6年制の薬学部を卒業後、薬剤師国家試験に合格しなければいけません。ちなみに2006年度入学者から薬学部が4年制から6年制に変更しています。合格率は7割~8割程度。

かかりつけ薬剤師とは

薬剤師が患者のみなさんから同意書を頂いた上で、専属のパートナーとして対応する制度です。自分の今までの処方薬などを把握してくれるパートナーがいれば、すごく心強いですよね。

また、かかりつけ薬剤師になるためには以下のような条件が必要になります。

・3年以上の薬局勤務経験

・同一薬局に週32時間以上勤務、また12カ月以上の在籍

・研修認定薬剤師(認定薬剤師)を取得している

そもそも病院とは

病院とは、病床数(ベッド数)が20床以上の医療機関の事です。
20床に満たない医療機関は「クリニック(または診療所)」と言います。

病院の種類について

病院の種類は大きく区分するならば「急性期」「慢性期」「回復期」に分けられます。

急性期は一次から三次まであり、一般病院とも言われています。一次救急は、軽症患者(帰宅可能患者)に対する救急医療。二次救急は、中等症患者(一般病棟入院患者)に対する救急医療。三次救急は、重症患者(集中治療室入院患者)に対する救急医療を指します。

慢性期は、急性期の治療が終了後に療養をします。長期に入院する高齢者が多いです。

回復期は、急性期の患者に対応する一般病床と療養病床の両方を備えた病院です。

各社ドラッグストアの売り上げ・特徴・動向について

2019年5月時点でのドラッグストア業界の売り上げランキングを紹介します。

1位 ウエルシアHD(7,791億円 / 1,878店舗)

2位 ツルハHD(7,716億円 / 2,055店舗)

3位 コスモス薬品(6,100億円 / 977店舗)

4位 サンドラッグ(5,880億円 / 1,147店舗)

5位 マツモトキヨシHD(5,759億円 / 1,645店舗)

6位 スギHD(4,884億円 / 1,190店舗)

7位 ココカラファイン(4,055億円 / 1,354店舗)

各社の特徴とトピックスについて

1) スギHDとココカラファインは経営統合への動きに(2019年6月)

2) スギHDは中部圏を中心に1,190店を展開し、ココカラは関西や関東を中心に1,354店を展開しているので、経営統合によってお互いの苦手な地域を補完する事が可能に。

3) ココカラは関東地域のセイジョーと関西のセガミメディクスが2008年に統合をしました。

ドラッグストアの市場規模について

大衆薬、化粧品、日用品、食品等、豊富な品揃えで集客をしてきたドラッグストア。

ドラッグストアの現在の売上げは「7兆2,744億円」にまで成長してきています(ちなみにコンビニ業界の売上げが約11兆円です)。

しかしここに来て、ドラッグストア業界の売上げも踊り場を迎えてきているようで、ここからのいちだんの飛躍のためには、「調剤」での売上げ規模を伸ばしていく模様です。

ドラッグストア7兆円強の売上げの内訳は、以下の通りです。

調剤 8,858億円
大衆薬 1兆3,899億円
食品 1兆7,038億円
日用品 1兆5,402億円
化粧品等 1兆5,117億円
その他 2,430億円

上記の分類の中で、今後の売上げが期待出来るのが「調剤」。

調剤薬局の市場規模はナントドラッグストア業界と同レベルの「7兆6,664億円」。店舗数は6万店におよびます。
そしてこの調剤市場の大半を病院前に立地した「門前薬局」が多く、この門前薬局は個人での経営が多くいます。

ドラッグストアの処方薬のシェアは1割程度にとどまります。今後はこの調剤での売上げを伸ばしていく事を想定しているようです。