キャリアアドバイザーを徹底解剖!キャリアアドバイザーの実態を解明。

【はじめに】そもそもキャリアアドバイザーとは

キャリアアドバイザーとは、転職エージェントで働く「求職者の転職支援」を行う人の事を言います。

業務の概要は、求職者のみなさんと面談を行い、今後のキャリアプランを提案する仕事となっています。

みなさんの希望に合った求人企業の紹介、または職務経歴書の添削や面接の指導なども行います。

転職活動で不安や分からない事がありましたら、何でも相談出来る頼もしい転職活動のパートナーと言えるでしょう。

どのような人がキャリアアドバイザーになれるの?

「それでは頼れる転職支援のプロは、どんな人がなれるの?」

「国家試験に合格しないといけないのですか?」

こんな疑問も湧いてくるかもしれません。

しかし結論を言いますと、キャリアアドバイザーには特別な資格は必要ありません。ひょっとしたら誰でもなれるものかもしれません。

それではキャリアアドバイザーを募集している、求人票を見て検証してみましょう。

「エン転職」に掲載されていた求人情報

転職情報サイト「エン転職」に掲載されていた、ある転職エージェントの求人票を見てみましょう。

まずは「仕事内容」についてです。

【キャリアアドバイザー】業界の課題解決を担うポジションです

求職者と求人企業の橋渡し役になることが当社のミッション。あなたには、求職者の転職が最良のものとなるように、さまざまな面からサポートいただきます。

【業務の流れ】

▼求職者との面談
1日あたり2~3名の求職者と面談します。面談では「これまでの経歴」「今できること」「今後挑戦してみたいこと」など、詳細をヒアリング。面談時に”どこまでニーズを掘り起こせたか”によって、求職者の描く理想のキャリア像に近づけるかが決まるといっても過言ではありません。話をよく聞き、より志向に近い案件をご紹介できるよう努めましょう。

▼案件のご紹介
求職者におすすめする企業をいくつかピックアップ。「どんな企業か」「強みは?」「将来性は?」など、求職者が気になるポイントを押さえて説明します。

▼アフターフォロー
面接の合否の連絡など、面談後も引き続きサポートします。ご縁がなかった場合は別の案件をおすすめするなど、求職者が納得するまで、とことんサポートします。

【入社後の流れ】

マネージャーが教育担当として、1ヶ月ほどマンツーマンで指導します。求職者面談に同席し、ヒアリングのポイントや求職者に寄り添う姿勢などを学んでいきましょう。

▼キャリアアップも実現できます
高いスキルをお持ちの方には、社歴を問わず複数の部下を持つマネージャーをお任せします。また、キャリアアドバイザーを経験後、希望すればリクルーティングアドバイザーにシフトすることも可能です。

▼リクルーティングアドバイザー(営業)の役割
・「○○ができるエンジニアを採用したい」など、企業から案件を獲得
・求職者の希望と企業が求める人物像がマッチすれば、企業へ推薦
・企業の書類選考を通過すれば面接
・複数回の面接の結果、内定
・ミスマッチを起こさないように条件面や仕事内容を確認

続いて、応募資格についてです。

大卒以上 <未経験、第二新卒、歓迎します!>

■35歳以下の方
◎これまでの経験は不問!意欲を重視した採用を行ないます。
◎IT・Webに関する知識については、入社後の研修でしっかりと教えますので、現時点ではなくても大丈夫です!

※若年層の長期キャリア形成のため、年齢を制限した募集を行なっています。

いかがでしょうか。応募資格には特に「転職支援のプロ」として、何か特別な条件を求められているという感じはありません。

ちなみのこの転職エージェントは「ITやゲーム業界」で働いていたエンジニア向けの転職支援をする会社です。

それにも関わらず、上記のように業界経験は問わず、「意欲」のみを求めているようです。

これから時間をかけて「転職支援のプロ」になるのでしょうか。

「doda」に掲載されていた求人情報

続いてもう一社。dodaに掲載されていたキャリアアドバイザーの求人情報を紹介します。

こちらの求人企業も特化型の転職エージェントで、ある職種のみの転職支援を行っています。

まずは仕事内容についてです。

・求職者へのヒアリング、求人提供
・面接設定、指導、支援
・福祉施設、保育施設との条件交渉
・就業後のアフターフォロー
・アドバイザー業務

仕事内容を見ると、転職支援のプロとして求職者の方々の活動支援を行う事がメイン業務なのが伺えます。

続いて、応募資格についてです。

【未経験・第二新卒歓迎】業界・職種未経験者も歓迎!活躍中の多くのスタッフが未経験スタートです。

人柄・意欲を重視した採用です。

【こんな方に向いています!】

◇貪欲にチャレンジできる職場で頑張りたい
◇急成長中の企業で仲間と共に成長したい
◇人が好き!接することが得意
◇平日に頑張り、土日祝は休みたい
◇営業は未経験だけどチャレンジ精神が旺盛

上記が応募資格になるのですが、いかがでしょう。説明文には「活躍中の多くのスタッフが未経験スタートです。」とあります。

キャリアアドバイザーになるための資格とは

いかがでしょうか。キャリアアドバイザーの応募資格を見て、たとえ「未経験」でもキャリアアドバイザーになれることがおわかりになったのでしゃないでしょうか。

求められるものは「経験」ではなく、「意欲」のようでした。

キャリアアドバイザーになるには、特に資格などは必要ありません。そうすると、やはり誤解を恐れず申しますと「誰でもなれる」のがキャリアアドバイザーという仕事なのです。

しかし当然ですが、キャリアアドバイザーには「誰でもなれる」のですが、キャリアアドバイザーの仕事を「誰でも出来る」ものではありません。

この差がとても大きいのです。

良いキャリアアドバイザーの見分け方とは

「誰でもなれる」が「誰でも出来る」ものでは無いのがキャリアドバイザーという仕事。

転職支援のプロとなるには、やはり経験を積まなければなりません。これはどの職種でも同じ事です。

経験豊富なキャリアアドバイザーもいれば、意欲はあるけれども経験の浅いキャリアアドバイザーもいるのです。

このような玉石混合の中、キャリアアドバイザーとの出会いはとても重要になります。

言うまでもなく、みなさんの転職相談に真摯に向き合ってくれるキャリアアドバイザーこそが良いキャリアアドバイザーですので、そのような出会いがあるまで、複数の転職エージェントに登録することもおすすめします。

自分もキャリアアドバイザーになりたい!

転職相談したキャリアアドバイザーから、「キャリアアドバイザーに挑戦してみては?」と勧められることがあります。

転職相談するまでは、キャリアアドバイザーになるという選択肢は無かったはずだったのに、キャリアアドバイザーから仕事内容を聞かされていくうちにご本人も興味を持ち、最終的にはキャリアアドバイザーとしての道に進むとなった方もいらっしゃいます。

キャリアアドバイザーという仕事の魅力は、「人の役に立ちたい」「人に感謝されると嬉しい」といったホスピタリティのある方が向いているかもしれません。

求職者からも「キャリアアドバイザーに求めるのは親身さ」と聞きますので、まさしく「人の役に立ちたい」という思いのある方にとっては適職な仕事なのでしょう。

キャリアドバイザーは激務?仕事はつらいのですか?

みなさんがイメージするキャリアアドバイザーの業務内容とは、みなさんと面談をしている場面ではないでしょうか。

しかしキャリアアドバイザーの仕事はそれだけではありません。みなさんとの面談はキャリアアドバイザーにとって最も重要な仕事になりますが、当然の事ながら仕事はそれだけではありません。

そしてキャリアアドバイザーの仕事は激務なのか?と問われますと、そんな事はありませんと言えます。しかし先ほど申した通り、キャリアアドバイザーの仕事はみなさんとの面談以外にもたくさんありますし、担当する求職者の人数も様々です。担当の多いキャリアアドバイザーは比較的忙しかもしれませんが、一人のキャリアアドバイザーが担当する人数はほとんどの会社で上限を設定していますので、激務になるという事はあまり無いと思われます。

それではキャリアドバイザーに憧れる方のために、どのような業務を行っているかを紹介します。

求職者のみなさんへアプローチ

Webサイトから登録のあった求職者のみなさんに対して、まず電話でアプローチをします。

ここでキャリアアドバイザーとして注意しなければならない点は、求職者のみなさんは転職エージェントの転職支援を必要として登録している訳ですから、当然のことながらスピーディーな対応が必須となります。

電話がつながりましたら、まずは「初回面談」の日程調整を行います。そして今や転職活動はスピードが命。初回面談の日程調整と同時に、初回面談をスムーズに進行させるためにも、出来る範囲での求職者のニーズをヒアリアングしておきます。

初回の電話で十分にニーズをヒアリアング出来た場合には、そこで求人紹介をするケースもあります。

面談日が決まりましたら、面談のための準備を行います

面談前の準備はとても重要な仕事です。

みなさんの登録時の情報をもとに、どの求人企業の提案が一番適しているのかをシミュレーションするのです。

そしてキャリアアドバイザーだけでなく、求人企業の営業担当とが一緒になってみなさんの経歴・希望に沿った求人企業のピックアップする事もあります。

求職者のみなさんとの面談

面談ではみなさんの経歴の確認、転職理由、今後の希望などについてヒアリングします。これらの項目をじっくりとヒアリングする事により、求職者のみなさんにベストな提案をするようにするのです。

続きまして場合によっては、求人の紹介を行います。

今までのヒアリングでみなさんの意向は理解していたつもでも、いざ求人案件を提案すると「さらに別の本音」が見えてきたりします。

「仕事内容には満足ですか?」
「平均年齢は○○才ですが、気になりませんか?」
「残業は○○時間くらいになりそうですが、大丈夫ですか?」
「年収は○○○万円前後になると思いますが、納得感はありますか?」

このように求人案件の項目をひとつひとつ確認しながら面談を進めていくと、次から次へと本音が出てくるのです。

しかし、この段階で本音を聞き出しておく事が重要なのです。応募する求人企業への理解が足らず、いざ活動が始まってから途中で応募辞退ということになりますと、時間と労力の無駄になります。

求職者のみなさんの本音については、早く正確に把握する事が重要なのです。

応募手続き、そして書類選考

求職者の方から紹介した求人企業への応募意思を確認出来たら、応募書類の準備に取り掛かります。

まずは、みなさんの職務経歴書・履歴書の添削です。誤字や脱字、または表現に対して確認をします。そして職務経歴書については、テンプレートに対応した記述になっているかなどをチェックします。

この時、「出来るキャリアアドバイザー」は、さらに応募する求人企業の営業担当にも相談をします。求人企業のニーズや応募書類をチェックする担当者の人柄・性格・志向などを一番理解しているのは、まさしく営業担当なのです。みなさんの応募書類を営業担当に見せるような事はしませんが、どのような点に注意すれば書類合格の可能性が高まるのか等の確認をします。

面接対策

書類に通過したら、いざ面接です。多くの方が「面接が苦手」というお声も頂いております。

しかし内定を獲得するためにも、面接を避けては通れません。苦手な方が多いようですが、それは「苦手」なのでは無く、ただ「不慣れ」なだけのはずです。

面接の対応方法を知る事で、飛躍的に自信を持つ事でしょう。

面接対策では、今までの実績を見直した上で、「志望動機」「退職理由」「その会社で実現したい事、出来る事」などについて整理をし、さらに必要とあらば「模擬面接」を実施します。

また「模擬面接」では、求人企業の採用担当者を良く知っている法人営業担当にも同席してもらい行う事もあります。

求人企業への面接結果の確認と求職者への報告

面接が終わったら直ぐに、キャリアアドバイザーは「求職者」と「求人企業」の双方に面接での感想についてヒアリングをします。

求職者に対しては「面接での手応え」や「どのような質問をされたか」などをヒアリングします。ここでヒアリングした「面接内容」や「質問項目」などがノウハウとしてたまって行くのです。

またこの間、求人企業に対しては法人営業の担当者が求職者の方についての感想をヒアリングします。

そして合否の連絡。

しばらくすると、求人企業より法人営業に合否の連絡が届きます。その結果を営業担当者よりキャリアアドバイザーに伝えます。その際には「合否の結果」だけでなくなぜそのような結果になったかの「評価ポイント」についてもフィードバックをしてもらいます。

そしてそれらの結果及び情報をキャリアアドバイザーから求職者のみなさんにお伝えするのです。

また面接の際に気になった点について、今後の面接力向上のために求職者のみなさんにフィードバックします。

内定が出た時の対応について

内定が出たら、あらためて企業側の評価を伝えます。

また評価のポイントと併せてもう一度、その企業の魅力について説明をします。

転職は人生における重要なターニングポイントでもあります。もう一度求職者のみなさんに今回の転職についての納得感を感じてもらうことが必要になります。

後悔しない転職のためにも、とても重要な事なのです。

会社の社風や配属されるであろう組織の雰囲気や人員構成、または残業時間や有給休暇の取得率なども確認しておくべきでしょう。そして今後のキャリアについて、数年後の働くイメージを醸成することも重要です。

いざ入社!

内定から入社までの間も、キャリアアドバイザーはいつでも相談に乗れるようにしておきます。

そして入社直前には、念のため入社日の確認をもう一度行います。

内定が出てからも、定期的な連絡をするのがキャリアアドバイザーの仕事なのです。

【まとめ】キャリアアドバイザーの実態を解明する。

キャリアアドバイザーの実態と題して、キャリアアドバイザーについての様々なことを紹介してきました。

キャリアアドバイザーの仕事とは、みなさんの転職を支援するもので「やりがいを感じられる」仕事と思えます。

またキャリアアドバイザーに向いていると思われる方は「ホスピタリティ」に富んだ方と思います。

ご自身で「人の役に立ちたい」という願望が強く、またホスピタリティが強いと思える方にとっては、「キャリアアドバイザーが適職」かもしれません。

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